おむつ交換など生ぬるい!今回はう〇こ爆弾だ!!

惨事!!床に撒き散らかされたうん〇!!!

 

床に散るunko

とある日の午前11時頃。

私はいつも通り、病院食の出る患者様への配茶のために訪室すると、高齢女性が床に鎮座されておられました。

あら大変、これだけなら看護師に報告し、看護師から医師へ報告。

医師が診察を行い、問題なければ様子観察で終了なのですが、今回はそうはいきませんでした。

 

これを惨事と言わずしてなんという!!

そう、おばあちゃんのおしりからは大量の便が発射されていました。

この方のお話によると、トイレへ行こうとしたものの場所が分からず、うろうろしていると後ろ向きに転倒し、立ち上がることができずにそのまま便失禁をしてしまったそうです。

さあ頑張ってお掃除とおしりふき、それから・・・

さあ戦争の始まりです!床は便でべったり汚れています!どこから手を付けますか?

早く立ち上がらせないと床が冷たいと患者さんが言っています。

しかし便でぬかるんでいる床で立ち上がらせても、再び転倒するリスクがあります。

それに立ち上がらせたところで、足腰の弱った患者さんをどうしますか?

おしりの汚れた状態でどこかに座って、さらに汚染場所を増やしますか?

そもそもこの部屋に訪室した理由は、昼食時のための配茶でした。

その配茶も途中で止まってしまい、お昼が近いということは自力では起きることができない患者さんをベッドでギャッジアップで起こしたり、リハビリの一環として車いすへ移乗したりしなければなりません。

昼食前に体重測定をしなければならない患者さんもいますね。

看護師さんは昼食前のお薬の配薬や、オペの準備などで忙しそう。

こういう時こそ、我々看護補助者の出番というわけです。

なんとか掃除完了・・・

あまりよろしくない解決方法かもしれませんが、午後から使用予定のお風呂場へと下半身全裸のおばあちゃんを連れていき、洗い流しました。

その後は配膳などもスムーズに終わり、後は通常業務をこなすことで終了しました。

いいんです!おむつの中身が便まみれになろうとも!

ただ皆さん、高齢になった時、自分は家ではできていたからで行動しないでください!

なにかしら理由があった上で入院しており、それらの病状を治すために入院しているのですから、過信からの行動は控えてください。

(中には病気ではないのに入院していたりもしますが)

 

今回も読んでいただき、ありがとうございました。

ツイッターなどもやっておりますので、ぜひフォローの方、よろしくお願いいたします。

また次回もお会いしましょう!それでは!

明日行きたくない心境

世間は祝日、ワイは出勤!!

医療業界は、休日に関しては意外と融通が利きます。

この日は平日だけどお休みしたいですとか。

だから病院にも通院しやすいし、役所関係にも通いやすいメリットがあるし、なにより交通量がそんなに多くない状態で車を走らせることもできます。

その代償として挙げられるのは『祝日出勤』です。

 

祝日出勤の定め

私達医療関係者は、世間が土日だろうが祝日だろうがお構いなしに出勤していきます。

そしてこの見出しをもう一度読んでいただきたい。

祝日出勤、そう、私は今回の祝日であるスポーツの日は出勤日なのです。

祝日は車も混むだろうし、お店なんかも人でごった返し。

べ、べつに羨ましくなんてないんだからねっ!と強がってみますが、羨ましいものは羨ましい。

こういった休日について考えると、いつも思うことがあります。

二連休か間隔の短い休日か

普通の会社なら五連勤した後に二連休を繰り返しますが、医療なら3連勤した後に一日休日といった計算になります。

もちろん計算上でのことであり、勤務シフト次第では6連勤した後一日休日なんてこともあるわけですが。

果たして自分はどちらが向いているのだろうかと、つい考えてしまいます。

私の病院では年間休日110日とあります。

この休日を上手に使っていかないと、無計画なまま一年が過ぎてしまいます。

明日の勤務を考えるといつも思うことがあります。

『働きたくないでござる』

いつも読んでいただき、ありがとうございます!

今後も更新していきたいと考えておりますので、ぜひツイッターのフォローと購読、よろしくお願いいたします!

勤務して一週間経たず、次の試練

備品紛失!?ロッカーのカギを失くしてしまう!!

 

ロッカーのカギの紛失なんて言いにくいッ!

そう、勤務して一週間も経過していないにも関わらず、私はロッカーのカギの紛失という失態を犯してしまいます。

入職時、ロッカーのカギはこちらでは管理していないし、マスターキーなんかもないので、くれぐれも紛失しないでくださいねと言われていたのに、紛失してしまいました。

言いにくいが、言うしかないので勤務開始前に総務へ行き紛失の旨を伝えると、無いといわれていたスペアキーを出してくれました。

こうでも言っておかないと、私のようにすぐに紛失したと言ってくる人間が多いのかな?なんて思いましたが、ありがたく使わせて頂きました。

その日に近くの大型スーパーへと行き、ロッカーのカギの複製を依頼しましたが、ここでまた困った。

断られるワイ

ここではスペアキーは作れませんと言われて断られてしまうのです。

しかし日勤終了の時刻で日も暮れていたため、次の日に賭けることに。

しかし町のあちこちに行っても断られ続けてしまい、しまいには総務から「そろそろスペアキーを返してもらわないと」と言われてしまうのです。

なかなかスペアキーを作ってくれるところがないと伝えると、ロッカーのキーを依頼していた会社を紹介して頂き、その日に向かうことにしました。

 

スペアキーを頼むもあやふやな返答

早速勤務が終わり、スペアキーを作ってもらうように依頼する。

しかし会社にいたおじいちゃんは「うちで作ったかなぁ?」「できるかなぁ?」などとあやふやな返答ばかり。

次の日は休みであったこともあり、できるかどうか明日にでも返答してほしいと伝えてその日は帰りました。

次の日、この時点で総務から言われて7日が経過しており、私は内心焦っていました。

しかしおじいちゃんからの連絡はなく、夕方にもう一度向かってみると「ああ、できてるよ」と言われてしまいました。

できるかどうか教えてほしかったことや、いくらかの価格も聞きたかったのに、そういう連絡も一切なくできた???

なんとも言い難い気持ちでいっぱいでしたが、日数からしても余裕のなかった私はそれ以上言うことなく、感謝の言葉を告げて帰りました。

 

 

やっとお返しすることができました!

そんなこんな、ちょっとした奔走の末にスペアキーをお返しすることができました!

初の仕事に加えてご迷惑もおかけしてしまったというプレッシャーに結構参ってました。

それでも責めたりすることなく受け止めていただいたことには、本当に感謝しかありません。

今回は医療関係者としての内部のことというより、新社会人としてのお話の側面が大きかったですね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

今後の記事も、是非是非読んでいただけると嬉しいです!

それでは、また次回お会いしましょう!

勤務初日のこと

さあ、まずは挨拶からだ!

いきなりの朝礼、緊張するワイ

皆さんは社会人一日目のことを覚えていますか?

私の病院では、このコロナ禍にあってもほぼすべての職員が、狭い会議室に集まり、院長の朝礼を聞くという環境でした。

私は入職一日目にして大勢の前で挨拶をしたのですが、いや、緊張しましたよ。

それから病棟のほうへ向かい、今日からよろしくお願いしますと軽く挨拶を済ませたはいいものの、何をすべきか、今からなにをしようとしているのか、全く分からないもので、いちいち聞きまくってました。

「今からなにをしますか?」「なにか仕事ないですか?」「それは何の準備ですか」

もうね、不甲斐ないのよ。いや、仕方ないのは分かりますよ?初めての仕事なんだし、仕方ないのは。

でもこうも何度も聞くのも疲れちゃいますよ。

一番申し訳なかったのが、オペの準備の物品出しです。

これは習ったはずなのに、何度も繰り返し尋ねてしまいますね。

実は何気に、今も苦手な仕事ですね。

これでいい、という物品は思いつくのですが、イマイチ自信が持てません。

 

おむつ交換、クサイタオル!!!

タオルの独特の臭いにたじろくワイ

おむつ交換、正しくは陰部清拭ですが、温かいタオルで拭いていくんですが、ここでも苦労します。

初めての時は衝撃的でした。

陰部清拭用のウォーマーを開けた瞬間、舞い上がる湯気と『臭気』!!!

思わずえずいてしまいそうになりました。

しかしみなさん、何食わぬ顔で作業に入っていきました。

やはり慣れなんでしょうね。

今でこそ僕も慣れてしまい、異臭は感じなくなったのですが、初めの一か月は開けるのも辛かったですね。

ちなみに陰部清拭のタオルは、外部の業者さんがクリーニングして持ってきてくれてます。

糞尿がついたタオルを洗うのもラクじゃないと思いますよ。

この話題を考えるたびに、私は思うのですが。

実際に目の前で糞尿で汚れた人の陰部を拭くのと、誰がしたかも分からない糞尿の付着したタオルを洗うの。

果たしてどちらが精神的に辛いだろうかと。

それで言えば、トイレ清掃なんかも同じですよね。

私はやっぱり、目の前の人間を拭く方が精神的にラクだと思います。

それは今、自分がそういう職種に従事しているからなのかもしれませんが。

清掃の方、クリーニングの業者さん。

本当にありがとうございます。

 

まとめ 初心者はつらい・・・

実は私、社会人経験にブランクがあるのです。

そのせいで、ほかの人より社会に出るのが遅れてしまいました。

その理由、そして自身の背景については、またおいおい語っていきたいなと思います。

今回も読んでいただき、誠にありがとうございます。

みなさんの職場にも新人さんがいると思いますが、自分が新人だった頃のことを思い出して、思いやりを持って接してあげてください。

それでは、また次回お会いしましょう。

病院の底の底、看護助手

看護助手

皆さんは、病院へ一度は外来へ受診したことがあると思います。

しかし入院されたことはありますか?

私は今現在、病棟にて看護助手という職業に従事しています。

看護補助者、ナースエイド、言い方は様々ですが、求人などには看護助手として募集をかけられているいることが多いですね。

看護師と区別がつかない、なにをする人なの?と入院患者さんからよく尋ねられます。

では私達看護助手は看護師と何が違うの?ということですが。

その1 免許を持たない

私達看護助手は、看護師免許を有しない職員ですので、点滴が終わったから抜いてくれなんて言っても、医療行為に該当することはできないんですね。

時折、なんでお前がせずに別の看護師を呼ぶんだ!なんて怒り出す患者さんもいらっしゃいますが、しないんじゃなくてできないんです。

あなたの腕が血まみれになりますよ。

 

その2 看護助手っていうか介護要員

じゃあ私達ってなにしてるの?というお話ですが、主に行うことは

「入浴介助」「食事介助」「排泄介助」「ベッドメイキング」これらが主です。

まず入浴介助についてですが、これは何らかの理由で入浴することが困難な方のお助けを行います。

入浴できない理由は様々です。

例えば脳梗塞などによる後遺症で半身麻痺が残り、満足に洗えないとか、単純に高齢になり、困難だとか。

見た目は全然関係ないので、思い込みはNG。

同じ要領で、食事介助も同じことです。

先ほど例に挙げた半身麻痺、これは嚥下(えんげ)にも現れることがほとんどです。

嚥下が悪くなると、お茶で死にかけます。

食事をミキサーにかけ、どろどろにするのはもちろん、水分にもトロミ剤などを使用し、嚥下困難な患者にも水分摂取が可能になるよう調整します。

これはリハビリテーションの職員と看護師が協議し、どの程度のトロミが必要かを決めます。

これらを用意し、必要なら患者さんに食べさせてあげます。

イメージしやすいように言えば「はい、あーん」です。

カップルのあーんは食事介助だった!?

 

その4 仕事内容

ありていに言えば「おむつ交換」です。

看護助手として働いていけるか、というポテンシャルを語る上で外せない話題となります。

なぜなら手袋越しとはいえ、他人の排泄物を触ることになるからです。

腕とかに付いちゃうこともあるでしょうし、おむつの中が糞で溢れていることもザラにあるし、時には漏れてしまってシーツを交換しなければならないことも多々あります。

これは「慣れ」という話を介護の話題で聞くかもしれませんが、自分はこれはポテンシャルだと思います。

慣れたということは、その人が元々介護職に向いていたということでしょう。

そうでない人は何か月いたとしても続かず、辞めてしまいます。

その他、ポータブルトイレというものを患者さんに持っていき、その中に入っている排泄物を処理します。

破棄ではなく処理という表現をさせていただきました。

普通に破棄することもあれば、検便・検尿など、検査を必要とする場合もあるからです。

その他トイレ誘導という、自立歩行困難な患者さんをトイレに連れていくこともあります。

その他、清拭というお風呂に入れない患者さんを温かいタオルなんかで拭いてあげることもあります。

 

まとめ 総じてお局がクソ!!!

おむつ交換ができるかがポテンシャル、と書きましたが、病院に勤めるなら外すことのできない必須条件がもうひとつあります。

それがお局、古臭い婆の罵声に耐えることができるかどうかということです。

これは看護師のブログやツイッターでもよく見かけますね。

もう病院特有のものなんでしょうね。

お局達は、自身の経験と発言力に絶対の自信を持っています。

ですから過ちも認められず、周囲にあたり散らかします。

周りの看護師達も毛嫌いしていますが、それを知ってか知らずか気にする様子もなく今日も病棟で暴れまわる日々でございます。

今日はお付き合いくださり、誠にありがとうございます。

これからはもっともっと、病院のこと、自分のこと、語っていこうかなと思います。

これからの補助看の底辺、何卒よろしくお願いします。